2日、羽田空港で防衛省のM三佐と待ち合わせ。
北九州空港に飛び、
迎えの自動車で山口県下関市にある
海上自衛隊の小月教育航空群へ。
2人乗りの練習機に体験搭乗させて頂く。
下関市上空からたちまち福岡上空に。
晴天に恵まれ、じつに爽快。
小さなプロペラ機だから一層、裸で飛んでいるような飛行感。
ちょっとだけ、形ばかりの「操縦」も体験した。
びびったー。
市内のホテルに入る前に、
非業の最期を遂げられた安徳天皇を祀る赤間神宮にお参り。
久しぶりに水野宮司にお会い出来た。
宮司室には先般、
両陛下が行幸啓になった折の巨大なお写真が飾ってある。
その時の貴重なお話も伺えた。
夕方、H群司令以下、幹部の方々と懇親会。
更にM氏と二次会。
店の可愛らしい女の子に、
じゃんけんで勝ったら焼き鳥一皿10円とか唆され、
大いに盛り上がり、飲み過ぎ。
じゃんけんには勝ったものの結局、
得をしたのは明らかに店側。
あの女の子、じゃんけんで負ける練習をしているかも。
翌日、小月教育航空群でパイロットを目指す
若者たち二百名位に2時間の講演。
この程度の人数なら、マイクはいらない。
質疑応答の時間に多く挙手があり、
それぞれ良い質問だったのは嬉しい。
来た甲斐があったと実感。
小月教育航空群の皆さん、お世話になりました。
特に練習機で解説、指導して下さったK三佐に深謝。
5日、都内でミス日本コンテストのファイナリストたちに講話。
数千人の応募者の中から各地の予選を突破して来た13人だ。
毎年、ミス日本候補者に
「日本」を語るーというコンセプトでお話をしている。
今年はいつにも増してレベルが高い。
それとも、ただ私の好みの問題か。
6日、日本国体学会主催で里見日本文化学研究所の学術研究大会。
テーマは「皇統とは何か」。
文芸評論家で関東学院大学教授の富岡幸一郎先生と私で基調講演。
それぞれ40分づつの講演時間なのに、
私が勝手に3時間分以上の用意で臨んだのは失敗。
ただ学術研究大会なので、
新しい資料や視点も僅かながら提示したつもりだ。
会場には埼玉大学名誉教授の長谷川三千子先生のお顔も。
共同討議を含め3時間余り、充実した企画になったのは、
ひとえに富岡先生のおかげ。
当日、司会を務められた研究所の金子宗徳氏にも感謝。
その後、ゴー宣道場の打ち合わせ。
毎回やっている、この事前打ち合わせの中身が、
じつはなかなか濃密。
少なくとも私には、道場本番に劣らぬ、
非常に有益な刺激を頂く場になっている。
動画に収録しないのが勿体ないほど。
だが、カメラがないからこその発言もバンバン出てくるので、
やむを得ない。
勿体ないと言えば、
道場と語らいタイム終了後の反省会(?)も、侮れない。
この日の打ち合わせでは、
さすがに専門家の切通理作さんの発言が光っていた。
しかも、高著『宮崎駿の〈世界〉』最終決定版の執筆に向け、
意欲が汪溢しておられる。
笹幸恵さんも戦史検定試験の主催者だけに、
その方面の造詣は半端じゃない。
今回はテーマがテーマなので、
参加者からも活発な発言が期待出来る。
楽しみだ。
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